2020/08/21 12:03
夏といえば怪談!
怖い話は背筋がゾワゾワ。
私は怖い話は苦手ですが、テレビで流れているとついつい見てしまいます。
まさに怖いものみたさ!
夜にトイレに起きた時、思い出しちゃうんです…笑
実は、夏に怪談が定番となったのは江戸時代。
江戸庶民のあいだでは歌舞伎が大人気!!
芝居小屋は大盛況でした。ですが夏は暑い。それに加えて人気役者さんたちは地方巡業や休暇(土用休み)をとるので暑い時期は客入りが悪かったそうです。
公演するのは若手俳優。何かいいアイディアはないかな…
そこで舞台に水を張ってみたり、大きな幽霊の人形をつるしてみたり、早変わりやなど大掛かりな仕掛けで普段とは違った怪談演目をおこないました。
それがなんと大好評!!人気俳優がいなくても芝居小屋は大盛況となり、夏は怪談演目!が定着していったようです。
また日本ではお盆になると死んだ人の霊が帰ってきて、ご先祖様の霊を供養する習わしがありますが、霊の中にはこの世に恨みを抱いた怨霊や無縁仏もおり、お盆の時期には鎮魂の意を込め浮かばれぬ霊の無念や苦しみを語る怪談が演目として選ばれていたのかもしれませんね!
ここで私の母が体験したゾクゾクする話を一つ。
私の母はおばあちゃん子で小さい頃からおばあちゃんが大好き。おばあちゃんも母のことをいつも気にかけてくれていたそうです。
寝かしつけの時は足の裏をなでてくれて気持ちよかったと母は言います。
小さい頃から私は母にとても似ていて、周りからもよく「お母さんにそっくり!」といわれてました。
私が小学校の頃になると、母のおばあちゃんは年のせいもあり、病気で入院していました。
ある夜、危篤との連絡を受け母は急いで準備をして、父と一緒に病院へ向かおうと子供部屋の前を通りかかったとき!!
私のベッドのところで母の名前を呼ぶおばあちゃんの声が…
それを聞いた父と母は、はっ!!と顔をみあわせ病院へ駆けつけましたが、間に合わず旅立ってしまった後でした。
おばあちゃんは汗びっしょりだったそうです。
きっと最後のお別れを言いに生前お世話になった人のところを回っていたのでしょう。
そして私のことを母と間違えて最後のお別れを言いに来てくれたんだな。と母は言います。
私自身は寝ていたので何もわかりませんでしたけど
笑
でも父も母も間違いなくおばあちゃんの声だったといいます。
そして怪談つながりで今話題のアマビエって妖怪を知ってますか?
【アマビエ】
肥後(熊本県)の海に毎夜光るモノが現れるというので、役人が見に行くと、見た目は、足元に届くほど長い髪、鳥のようなくちばしを持った顔と、首から下にうろこが付いた魚のような体、そして三本足で立っている物体が
「私は海中に住むアマビエと申すもの。今年から6年間は諸国で豊作が続くが、病も流行する。早々に私の姿を写して人々に見せよ」と言って海中に消え去ったという。
アマビエの絵を見ると疫病が収まるとされ、新型コロナウイルスの終息が見えない今に小さな癒しを与えてくれている妖怪です!!
秋田県もクラスターの発生。感染者の増加が頻繁にニュースになっています。
外出の際はマスクの着用、手洗い、アルコール消毒。徹底して自分の身は自分で守っていきましょう!!
最後になりましたが、日々コロナウイルスと戦ってくださってる医療関係者の皆様!
暑くなり、熱中症の患者さんも増えさらに大変な毎日を過ごされていると思いますが、無理をせず自分の体調を優先してください!!
皆さんがいらっしゃるから私たちは日々を『普通』に過ごすことができています。
『普通』の素晴らしさ、実感してます!!
本当にありがとうございます!!